「矯正担当医」のご紹介~矯正に関して世界で講演も実施
当院の矯正歯科治療は理事長の丹野が実施します。矯正治療に関しての海外発表や書籍の執筆も行っており、国内外の歯科医師から注目されている歯科医師です。
経歴
国立北海道大学歯学部卒業
日本成人矯正歯科学会 理事(2017~2020)
厚生労働省臨床研修医指導歯科医
南カリフォルニア大学(USC)客員研究員
国際審美学会 認定医
顎咬合学会 認定医
5-D Japan 会員
5-D FST 副会長
OJ(Osseointegration Study Club of Japan) 正会員
AO(Academy of Osseointegration)
AO2018 Best Clinical Innovations Presentation Award
ICOI (International Congress of Implantologist)Diplomate
講演/受賞歴
ほぼ「すべての矯正装置」を取り扱っています
当院では、多くの矯正装置の取り扱いがあります。
■マウスピース矯正
世界ブランドメーカー4種類の取り扱いがあります。
・インビザライン(世界シェアNO.1)
・クリアコレクト(世界シェアNO.2)
・シュアスマイル(世界シェアNO.3)
・アソアライナー(純国産メーカー)
■ワイヤー矯正
・表側矯正
・裏側矯正
それぞれご紹介します。
「マウスピース矯正」のラインナップ/治療期間を1/2に短縮する装置あり
マウスピース矯正とは、透明なマウスピースを口にはめ、何度か新しいマウスピースに交換しながら、歯を動かしていく矯正治療です。「ワイヤー矯正」との違いは、装置が取り外し可能であること。目立ちにくいことです。
取り外しが可能ということは、食べたいものが食べられ、食後の歯磨きや装置の洗浄もカンタンです。その反面、装置を装着する判断が患者さんに委ねられるため、装置をつける時間が短く、つけない期間がある場合には治療期間が長くなってしまうデメリットも出てきます。当院では患者さんの歯並びの状態に応じて、4種類のマウスピース矯正装置の中から適切なメーカーをご提案します。
マウスピース矯正メーカーの「シュアスマイル」を選択された場合、加速矯正(スピード矯正)装置「シュアスマイルVpro」を無料でご提供しています(通常19万程度)。
この装置は高周波超音波パルス刺激により、組織を活性化させ矯正治療期間を1/2~1/3に短縮してくれる装置です。
ワイヤー矯正(表側装置/裏側装置)
ワイヤー矯正には表側に装置を付ける「表側矯正」と、歯の裏側に装置を付ける「裏側矯正」があります。また、裏側・表側共に次の2つの種類もあります。
■表側矯正
・矯正のブラケットが「金属」:目立つ
・矯正のブラケットが「白いセラミック製」:目立ちにくい
■裏側矯正
・上顎/下顎に裏側の装置を付ける「フルリンガル」:目立たない
・上顎に裏側、下顎に表側装置を付ける「ハーフリンガル」:下顎は目立つことも
それぞれ、「目立つ/目立たない」の違いがあり、こちらは患者さんの「好み」になりますので、希望される装置をお伝えください。
コラム「ワイヤー矯正+マウスピース矯正」のハイブリッド矯正
当院では「ハイブリッド矯正」を行っています。ハイブリッド矯正とは「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」を併用する矯正で、両者の良いところを融合させた矯正法です。
最初にワイヤー矯正で、大きく歯を動かします。その次に、マウスピース矯正で細かい微調整を加えていきます。
「治療期間が短縮」でき、「難症例にも対応」、治療後期は目立たないマウスピース矯正を行えます。
患者さんの「ニーズに合わせた」矯正法
矯正治療に関しての患者さんの「ニーズ」は様々です。以下、次のようなニーズにどのようにお答えしているのかをご紹介します。
☑治療期間を「短縮」させたい
☑矯正治療で「横顔をシャープ」にしたい
☑40代以降で「歯周病が進行」している場合でも矯正したい
☑前歯だけの「部分矯正」をしたい
☑矯正治療後に「後戻り」した歯並びを再矯正したい
ニーズ1:治療期間を短縮させる「コルチコトミー」
矯正治療期間の短縮に関してはすでに2つの方法をお伝えしました。1つは「シュアスマイルVpro」と呼ばれる加速装置。もう1つはワイヤー矯正とマウスピース矯正を融合させる「ハイブリッド矯正」。それ以外にも「コルチコトミー」という治療期間短縮の方法もあります。
コルチコトミー法とは、矯正装置をつける前に「顎の骨」にメスを入れて、骨の代謝を利用して歯の動くスピードを早める矯正法です。この矯正は、海外ではよく行われる方法ですが、日本で対応できる歯科医師は多くありません。外科処置は必要となりますが、確実に短期間で「矯正」できます。ご興味のある方は、詳しくご説明しますので、お声がけください。
ニーズ2:矯正治療で「横顔をシャープ」に
矯正治療を行うことで、歯並びの状態によっては(受け口、出っ歯、叢生、口ゴボ)、口元が下がりEラインと呼ばれる理想の口元になることがあります。適応ケースの場合は、Eラインを強く意識をした矯正治療を当院では実施します。
ニーズ3:40代以降で「歯周病が進行」している場合の矯正
40代~60代の方が矯正治療を希望されることも最近は増えてきました。お口の状態に問題がない場合は通常の矯正治療を行いますが、この年齢になると多くの方が「歯周病」になっていることが多くあります。歯周病の状態のまま矯正治療をすると矯正治療はうまくいかないため、まずは歯周病を改善してから治療を開始します。
また、歯周病の進行がかなり進行している場合、見た目も悪化しているため、そのまま矯正治療を行ったとしてもキレイにならないことがあります。そこで当院では、歯周病と矯正治療の他、セラミックの被せ物やケースによってはインプラントを併用し、お口全体の審美性を回復させる治療も行っています。
この総合的な治療を行うことで、口元が綺麗になる他、歯周病の再発防止(歯周ポケットを浅くする)、適切な噛み合わせの調整も可能になるため、お口全体の健康にもつながります。
このような治療は、当院の担当医である理事長はとても得意としています。このケースに関して、海外での発表や書籍の執筆も行っています。
ニーズ4:前歯の部分矯正
部分矯正も対応しています。部分矯正とは、前歯など「部分的に」歯を移動させる矯正治療のことです。通常の「全体矯正」よりも矯正する歯が少ないので、比較的「安く」「短い期間」で治療が終了します。メリットは以下です。
ニーズ5:後戻りした歯の再矯正
歯科矯正後、歯並びが元に戻ってしまうことを「後戻り」といいます。後戻りしてしまう主な原因は「保定装置(リテーナー)」を装着していなかったことにあります。
後戻りしてしまった方は、また高額な費用がかかるのか、なた何年も治療が続くのかと思ってしまいがちですが、たいていはそういったことはありません。なぜなら、後戻りした歯の再矯正は「部分的な矯正」で終わることが多いからです。
後戻り矯正は全体矯正と比べて、費用も抑えられ、治療期間も数ヶ月で終わることもあります。治療費用や期間は契約する前に、すべてお伝えしますので、お困りの方はご相談ください。
コラム非抜歯の可能性も高くなる「インプラントアンカー」「ディスキング」
患者さんの矯正相談をしていると「非抜歯で矯正治療はできますか?」という相談をよく受けます。答えは「可能」です。しかし、無理に非抜歯矯正をしてしまうと、逆に歯並びが崩れ「出っ歯」になってしまうことがあります。そのため、抜歯/非抜歯の判断は慎重に行っています。
仮に「非抜歯」で矯正できる場合、「インプラントアンカー」を利用する方法と、「ディスキング法」を利用する方法がありますのでそれぞれご紹介します。
インプラントアンカーの利用
歯列矯正用の非常に「小さなインプラント(スクリュー)」を顎の骨に植立させ、歯を動かすための”固定源”とすることで、従来法では不可能と考えられていた方向への「歯の移動」が可能となりました。これにより、抜歯せずに「歯を動かすためのスペースの確保」ができるようになります。
歯を薄く削るディスキング法の利用
ディスキングとは歯(エナメル質)を少しだけ削り、歯を動かすためのスペースを確保する治療法です。エナメル質は1~2mmの厚みがあります。そのうちの1/3(0.3~0.6mm)程を削ります。